女将の書 今月の歌(2018年1月)

今月の女将の歌をお詠みくださいませ。
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かくしつつとにもかくにもながらへて君が八千代に逢ふよしもがな
光孝天皇 – 古今和歌集 賀の歌より –
【大意】このように長寿を祝い祝いして、いかにもして長命を保ち、君の八千歳の祝に
逢い得るようにしたいことだ。

【鶴寿千歳】かくじゅせんざい ・・・ 長寿を祝う言葉です。

女将の書 今月の歌(2017年10月)

今月の女将の歌をお詠み下さいませ。
月に住むss
月のすむ河のをちなる里なれば桂の影はのどけかるらむ           
紫式部– 源氏物語 松風より - 
【大意】そちらは、月が澄む(あなたが住んでおられる)川の向こうの里だから、
月の光はさぞのどかなことでしょう。(月の中には桂の大樹があるという中国の伝説に基づき、
                    源氏のいる桂の地にちなんで、桂川を「月のすむ河」といった。) 

女将の書 今月の歌(2017年9月)

今月の女将の歌をお詠み下さいませ。
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きりぎりすいたくな鳴きそ秋の夜の長き思ひは我ぞまされる
藤原忠房(ふじわらのただふさ) -古今集より-

【大意】こおろぎよ、そんなにひどく鳴かないでおくれ。この秋の夜長のような、尽きせず長いもの思いは、私のほうがよほどまさっているのだから。