吉田山荘で”変体仮名”を学びませんか『京の古の会』

2022.7.14

日本古来の歴史、伝統、文化の根幹に、大きな役割を与えてきたものの一つに、「仮名文字」があげられます。 奈良時代の漢字を使った「万葉集」の万葉仮名から、平安時代の草仮名、変体仮名、そして平仮名へと、それは「古今和歌集」や「源氏物語」「百人一首」を始め、あらゆる文学の誕生など、古典から今日に至るまで、極めて独自の便利な表記文字を生み出した仮名文字無くして、日本の文化を語ることはできません。

しかしながら、現代社会においては、インターネットやパソコンの普及により、自筆で文字を書く所作や、機会が失われつつあります。日本人の平仮名のルーツである、仮名文字 ”変体仮名”が読めない、書けないという時代へと変化して参っております。

平安貴族が生み出した誇るべき”変体仮名”の書道を通して、奥深い日本の精神文化や、美の世界を共に学び、身につけて参りましょう。

<日時>  

①「百人一首」を”変体仮名”で学ぶ会

 毎月2回  第2・第4水曜日 14:00pm~16:00pm(1回約2時間)

②古典から”変体仮名”を学ぶ会

毎月2回  第1・第3水曜日 14:00pm~16:00pm(1回約2時間) 

<場所>  吉田山荘  本館 又は カフェ真古館

<講師>  大女将 中村京古

<月謝>  15,000円(税込・2回分)入会金なし

<持ち物> 筆、硯、墨(墨汁)、筆置き、フェルト下敷き、文鎮、半紙

雑巾1枚、ビニール袋(筆用)

※筆と、半紙はこちらでも販売致しております。

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ご興味のおありになられます方は、是非に下記をご覧下さいませ。

⓵「百人一首」を”変体仮名”で学ぶ会

 美しく優れた数々の古典和歌の中で、多くの人々に親しみ深く愛されてきた「百人一首」。 大女将 中村京古と一緒に”変体仮名”で和歌を書いてみませんか。長年に渡りまして、弊店吉田山荘のお客様におもてなしのひとつとして、万葉集、古今和歌集、源氏物語、三十六歌仙、百人一首などから、季節に合わせた和歌を短冊に書かせて頂き、古典文化の香りと共に、楽しんで頂こうとご提供して参りました。昨年度(2021年 令和3年)より始まりました『百人一首の勉強会』の中から、「勉強した和歌を大女将のように”変体仮名”で書いてみたい」とのお声があがり、この度2022年(令和4年)4月より、書 ”変体仮名”のお教室を開催させて頂く運びとなりました。「忙中閑あり」と申します。清雅な環境の中、非日常的空間のひとつとして、癒しのひとときを墨書で楽しくゆったりと、お過ごしいただけましたなら、とても幸せと存じます。千里の道も一歩から、さぁお稽古を始めてみましょう。

日時 :  毎月2回  第2・第4水曜日 14:00pm~16:00pm (1回約2時間) 

    お茶お菓子付き

場所 :  吉田山荘  本館 又は カフェ真古館

月謝 :  15,000円(税込・2回分)入会金なし

②古典から”変体仮名”を学ぶ会

日時 :  毎月2回  第1・第3水曜日 14:00pm~16:00pm (1回約2時間) 

    お茶お菓子付き

場所 :  吉田山荘  本館 

月謝 :  15,000円(税込・2回分)入会金なし

詳しくは、お電話でお尋ねくださいませ。

※ 少人数で開催させて頂きますので、要予約にてお早めにご予約下さいませ。
※ 季節によって、またコロナ禍の中、変更があるかもしれませんので、事前にお知らせいたします。ご了承下さいませ。
※ 欠席される場合は、前日の午後14時までに、ご連絡をお願い致します。                       ※ 開催中は、マスクのご着用をお願い致します。
※ 駐車場は近くのコインパーキングをご利用下さいませ。

【中村京古 プロフィール】

京都生まれ料理旅館「吉田山荘」(国登録有形文化財 元東伏見宮家別邸)  大女将        

元東伏見宮家の風雅な建造物である特性を活かし、女将業を通して、食文化はもとより、古典文化・芸能・工芸の紹介や音楽コンサート等、幅広く企画し開催する。

日々は、万葉集、古今和歌集、源氏物語、三十六歌仙、百人一首 等々、千年以上前の古歌や物語を変体仮名にて短冊に認めて、お客様のおもてなしに長年添えている。

また着物文化の復興や、オリジナル商品「京古ブランド」を“生活空間の小宇宙を奏でる”をテーマにデザインし、料理旅館に留まらず、総合芸術文化サロンとして、香り高くゆたかなライフステージ作りを目指す。

書家履歴

1987年 昭和62年 女流書道家 稲垣黄鶴氏に師事、雅号「黄京」

2010年  平成22年 (1月13日~19日) 松屋銀座 美術画廊に於ける「この人と書」展に出展

2010年 平成22年(12月14日~) N.Y.ジャパンクラブ(ギャラリー)に於いて、荒 了寛 並びに 品川 哲山(実父) 両氏の作品と共に 「書 三人展」を開催

その他履歴

地域文化活動として、絵本展の開催、各界の講演活動、世界連邦運動協会京都支部理事などを務める

メディア、書物、雑誌などにも多く紹介される

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